
富山コピーライターズクラブ30周年記念事業として開催された、
広告業界でまるで生きた伝説のような存在である秋山晶さんの講演会を、
事務所のみんなで行ってきて胸がいっぱいになった。
75歳でいまだ現役を続けるコピーライターから発せられるその言葉は、
静かな会場に一言一言がしみわたってまるで映画の中にいる錯覚に。
キューピー、キャノン、アオハタ、ポカリスエットなどなど、
半世紀近い日本を代表する作品たちとスライドで一気に駆け巡り、
深くおだやかな口調で語られた3時間は不思議とあっという間。
おまけにマヨネーズとジャムの美味しそうな映像にお腹もペッコペコ。
最後に村上春樹氏の「ねじまき鳥のクロニクル」の話をされて驚いた。
有名ではないかもしれないけど自分が一番好きな小説だったからだ。
その話の中に出てくる穴の話をされたもんだから涙が出そうになった。
「自分で穴を掘って入り、その穴の中で耳をすませること。
そして穴の中から見上げた空だけをいつも見ていればいい。」と。
次代のクリエーターたちへ秋山さんならではの大きなメッセージだった気がした。
どうキャッチするのかはきっと自分次第。


















